後遺症残る?!痙攣重責を引き起こす可能性がある悪い食べ物を5つ

てんかんなどの持病を持っている人や、小さい子供が脳症や脳炎などを引き起こした時に起こる痙攣重責。
普通の痙攣とは違って、長時間持続した痙攣のことを言います。
そのため、後遺症が残る可能性もあります。
そんな怖い痙攣重責を引き起こす悪い食べ物を5つご紹介します。

痙攣重責は、痙攣が30分以上継続する場合の痙攣のことをいいます。
最近では、10分以上痙攣が続いた場合でも痙攣重責と診断される場合もあります。

痙攣重責は、ほとんどがてんかんの持病を持っている人が引き起こし、稀に風邪やインフルエンザなどに感染した幼児が、脳炎や脳症になった場合に引き起こすことがあります。

痙攣重責を起こして、命に関わることはあまりありませんが、脳神経に後遺症が残る
可能性がありますので、早急に対処する必要があります。

そんな怖い痙攣重責ですが、特に食事制限はありません。
規則正しい生活をして十分な睡眠を取ること、ストレスを溜めないことなどが大切です。

しかし、てんかんの薬を常用している人にとっては、薬の効果を左右する食べては
いけない悪い食べ物があります。
薬の効果が無くなってしまうと、痙攣重責を引き起こす可能性が高くなりますので、
悪い食べ物はなるべく食べないようにしましょう。

その悪い食べ物を5つご紹介しますので、どうぞ参考にしてください。

痙攣重責を引き起こす悪い食べ物 1.ビタミンCが多く含む食べ物
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ビタミンCは私たちの体に必要不可欠な栄養分ですが、てんかんの発作を抑える薬には、ビタミンCを多く含む食品と飲み合わせが悪い物があり、副作用が出やすくなります。
ですから、ビタミンCを多く含む果物や野菜は、痙攣重責を引き起こしやすい悪い食べ物となります。

特に、グレープフルーツを食べると、副作用が出やすいようですので、食べるのは避けるようにした方が良いでしょう。
副作用の出方は薬によって異なりますので、医師に相談して、悪い食べ物について確認してください。

【第146号】てんかんについて、 てんかんで使用される薬について | くす通信 | 国立病院機構 熊本医療センター

痙攣重責を引き起こす悪い食べ物 2.ビタミンDを多く含む食べ物
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てんかんの発作である痙攣を抑える薬と一緒にビタミンDを多く含む食べ物を食べると、カルシウムやリンを体が吸収するのを妨げて、骨をもろくする可能性があります。
ですから、ビタミンDを多く含む鮭やさんま、いわし、うなぎといった食べ物は悪い食べ物となります。

痙攣重責を防ぐには、てんかんの薬を欠かさずに飲むことが大切ですが、骨がもろくなってしまっては、元もこうもありません。
特に、子供の場合、成長に影響が出ますので注意が必要です。
薬を処方された時に悪い食べ物について確認しておきましょう。

くすりと食べ物 飲み合わせについて

痙攣重責を引き起こす悪い食べ物 3.葉酸が多い食品
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正常な妊娠を継続させたり、胎児の発育を促したり、貧血を改善したりする葉酸ですが、てんかんの薬と飲み合わせると、痙攣を抑える効果が低下し、痙攣重責を引き起こす可能性があります。
葉酸を多く含むブロッコリーやレバー、ほうれん草、大豆などは痙攣重責を引き起こす悪い食べ物となりますので、てんかんの薬を飲んでいる人は、あまり食べないようにすることをおすすめします。

ただし、葉酸は造血作用がありますので、貧血の人は欠かすわけにはいきません。
貧血の人は医師に相談して、葉酸を含む食べ物が悪い食べ物とならない薬を処方してもらいましょう。

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痙攣重責を引き起こす悪い食べ物 4.ビタミンB6が多い食べ物
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健康な髪や皮膚を保つビタミンB6を多く含む食ベ物も、痙攣重責を引き起こす可能性がある悪い食べ物です。
てんかんの発作を抑える薬には、ビタミンB6が効果を下げてしまうものがあります。

痙攣重責を防ぐには、てんかんの薬が欠かせません。
ビタミンB6を多く含むまぐろやかつお、鶏肉、バナナ、鶏レバーなどはあまり食べないようにしましょう。

ただし、ビタミンB6が不足すると、皮膚炎や口内炎が出来やすくなります。
このような症状が起こったら、医師に相談するようにしてください。

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痙攣重責を引き起こす悪い食べ物 5.アルコール
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アルコールは、てんかんの発作を起こしやすくすると共に、症状を悪化させるので、痙攣重責も起こりやすくなります。
したがって、アルコールは悪い食べ物と言えます。
少々なら構いませんが、大量に飲むことは避けるようにしましょう。

また、てんかんの発作を抑える薬にもアルコールは悪影響を及ぼし、効果を低下させてしまう悪い食べ物です。
痙攣重責を起こしたくないなら、量を控えるだけではなく、禁酒をした方が良いでしょう。

痙攣重責を引き起こす悪い食べ物 ~ おわりに
痙攣重責を引き起こす悪い食べ物を5つご紹介しました。
いずれも、てんかんの発作を起こしやすくする悪い食べ物ですが、
痙攣重責を防ぐには、てんかんの薬をきちんと飲むことが大切です。
薬が効かない状態になると、痙攣重責も起こりやすくなりますので、
てんかんの薬は絶対に飲むようにしてください。
自己判断で薬を中断することのないようにしましょう。