体の不調は首が冷えているから?首を温める効果がすごい!!

首を温めると体調が良くなるって聞いたことはありませんか?首を温めることでさまざまな体の不調が改善されるようです。どうして首を温めると健康になれるのでしょうか?ここでは、首を温めることによって改善される症状や効果、首を温める方法についてご紹介します。

首を温めるとどんな効果があるの?
首が冷えると私たちの体にさまざまな影響を及ぼします。脳に近い首は、脳へ血液を送るための大切な通り道。その通り道である首が冷えていると体にさまざまな不調をきたすことも!?

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首にサポーターを巻いて
温めた時の体温の変化です

首周りは、身体の中で最も寒さを感じる部分。皮膚の近くに頭部と身体をつなぐ太い頸動脈があり、酸素や栄養素を含んだ血液を脳へと流すのですが、そこが冷えてしまっていると血流は悪くなり、末端まで温かい血液が回らなくなります。

ですが、反対に、首が温まっていれば血液循環は良くなり、身体は効率的に温まるというわけなのです。

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首は、冷気の影響を最も受けやすい場所。首には頚動脈と言われる太い血管がありますが、首の血流が悪くなると体にさまざまな影響を及ぼします。首を温めるだけでも、体全体の血液循環が良くなり、ポカポカになるのですね。

近年はデスクワークに従事する女性が増え、ずっと同じ姿勢で作業をすることで、首周りが硬直し血液循環が悪くなり、冷え性や集中力の低下、不眠、イライラを引き起こすともいわれています。

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首まわりの筋肉が硬直し血液の流れが悪くなることによって、体の不調だけでなくイライラなど精神的にも影響が。そのイライラはもしかすると首が冷えているのかもしれませんね。

では、首を温めて血液循環がよくなることで、体にどんなよい効果があるのか具体的に見ていきましょう。

首を温めて冷え対策!
冬などの寒いときにマフラーなどで首を温めるだけでも寒さの感じ方は違いますよね。

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寒い冬に首を冷気にさらすと、冷えた血液は脳に流れて、脳は冷気を感知します。
脳が冷気を感知すると体温を外に逃がさないように抹消部の血管を収縮させて血流を減らすように働きます。

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首は他の部位よりも皮膚に近いところに大動脈が走っているため、冷たい風などで血液が冷えやすい部分でもあり、首が冷えることで全身の体温が急激に冷えることもあります。

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首が冷えると全身の体温が下がり冷えにつながるのですね。逆に温めてあげると血行がよくなり温かい血液が流れることで体全体が温まるということが言えるのです。

寝るときに首を温めると熟睡効果が
なかなか眠れない、何度も目が覚める・・・ということはありませんか?いわゆる不眠の原因はさまざまですが、首を温めるだけでも効果があるようです。

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首が冷えている人は、寝付きが悪くなったり(入眠障害、不眠)、睡眠中に目が覚めてしまったり(中途覚醒、睡眠維持困難)、あるいは睡眠時間がズレたり(位相後退、位相前進)、定期的な睡眠が取れない(概日リズム障害)など、あらゆる睡眠障害の原因になります。

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首が冷えていると睡眠に影響を及ぼすのはどうしてでしょうか?

人は眠る前に体温が下がります。
深い眠りであるノンレム睡眠や特に熟睡状態にある徐波睡眠の時が、最も体温が下がっているといわれています。
体温を下げやすくして眠りやすくするには、体温を上げる必要があります。

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夜なかなか眠れない、という人は体が冷えているからかもしれません。夜になると自然に体温が下がっていきます。体温が下がったままだとなかなか眠りにつけないようです。その体温を上げるためには、入浴やストレッチなどさまざまな方法がありますが、冷気の影響を受けやすい首を温めることで体があたたまり体温が上がるのです。

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赤ちゃんが眠くなると
手足が温かくなるのも納得ですね

目や首を暖めるのも熟睡には効果的です。
血管が多い首を温めることで、血管を広げ、体温が下がりやすくなりますし、目を暖めることで、副交感神経を刺激してリラックス状態を作り出すことができます。

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きちんと睡眠がとれていないと、体にいろいろな影響が出てきます。
目や首を温めて、質の良い睡眠ができるように心がけましょう。

首を温めて肩こりが改善!
肩こりで悩まされている人も多いはず。肩や首周りの筋肉が固くなっていませんか?

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特に冬は血行が悪くなりがちなので肩こりを感じやすくなります。
肩こりはパソコンの入力や同じ姿勢を長時間続ける仕事により、血流が悪くなることが主な原因です。

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筋肉が固まっていると血行が悪くなり肩こりの症状があらわれます。

一般的な肩こり首こりを解消するには、肩や首がこっている部分を温めることが有効的な方法です。

なぜ温めたらいいのかと言いますと、肩こり首こり部分を温める事により、血行が促進し血液の流れがよくなる為です。

温める事により効果が発揮される症状としては、エアコンで冷え切った身体など、冬の季節で寒さにより筋肉がこわばり、血行が悪くなっている時に有効です。

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肩こりにはマッサージも効果がありますが、首を温めてから行うと、よりいっそう効果が期待できますね。

首を温めて高血圧対策!?
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首を温めることで血圧が下がる?どういうことなのでしょうか?
血管は温まると拡張するため血液の循環が良くなり血圧が下がります。逆に冷えると血管が収縮し、血液の循環が悪くなり血圧が上がるというしくみになっています。首には頚動脈という太い血管があるため首を温めると血圧が下がるという効果が期待できます。

寒い冬に首を冷気にさらすと、冷えた血液は脳に流れて、脳は冷気を感知します。
脳が冷気を感知すると体温を外に逃がさないように抹消部の血管を収縮させて血流を減らすように働くからです。
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冬などに外出する時はもちろん、温かい部屋から寒い廊下やトイレに行く時も、首をマフラーなどで温めましょう。

首を温めると頭痛が改善する?
頭痛にはさまざまな種類があり、それぞれ原因が異なるため対処法は違います。頭痛のなかでも多いと言われているが「緊張型頭痛」と「偏頭痛」。

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 片頭痛は暖めると悪化し(血管が開くから)、冷やすと改善する。緊張型頭痛は暖めると改善(筋の血流がよくなるから)し、冷やすと悪化する。片頭痛の場合はこめかみ(頭の前)を冷やし、緊張型頭痛の場合は頭の後ろを暖める方がいい。よく首筋を冷やすと頭痛が楽という方がいるが、これは神経が麻痺するための見せ掛けの改善であり、治りを遅くする。

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緊張型頭痛は首を温めると改善されるのに対して、片頭痛の場合はこめかみを冷やした方がよいのですね。

ここでは、緊張性頭痛に注目してみたいと思います。
…というのも、緊張性頭痛は血行不良によって起こる症状だからです。

ストレスや疲労により、首~肩にかけての神経や筋肉が緊張した状態が長く続くと、
首~頭の血行が悪くなり頭痛が生ずるというわけ!

つまり、血行を促進して筋肉の緊張をほぐすことができれば、
緊張性頭痛は改善するのです。

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緊張型頭痛は、肩や首の筋肉が緊張することで血液の流れが悪くなり頭痛を引き起こします。ということは肩や首の筋肉をほぐしてあげれば改善されるということ。つまり首を温めてあげればいいということなんですね。

首を温めてアトピーが改善するって本当?
アトピー改善に首を温める方法があるようです。それは脳の脳幹と言われる場所にポイントがあるようです。

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両耳の後ろから後頭部の髪の生え際一帯が、脳幹を活性化する絶好の癒しゾーン

首の後ろを温めて、首のアトピーを含めたアトピーの症状を緩和させる方法です。アトピーの原因と脳幹の機能低下には大きな関係があることが知られています。ですから、脳幹をしっかりと働かせることができれば、アトピーの症状を和らげることができるのです。

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脳幹は、呼吸や体温、心拍、血液循環などの生命活動をつかさどっている重要な場所。脳幹が活性化すると自律神経が整い免疫力があがるのだそう。つまり脳幹の機能が低下すれば体に不調をきたすということ。脳幹の働きが健康を左右しているといってもいいでしょう。

首をポカポカ温めたり、心地よい刺激を与えることで脳幹を活性化できる

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脳幹は首の付け根にあります。そこを温めることで脳幹が活性化するというものです。薬に頼る治療よりも安全で、安心して行える治療法と言えますね。

首を温めると髪にも影響が!?
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首を温めると育毛にも効果があると言われているようです。

頭皮の血流不足による毛根の慢性的栄養失調が薄毛の原因

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頭皮の血流不足の大きな原因は、頭皮全体の凝りなわけですが、さらに大元は首、肩の凝りであったりします。

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つまり育毛には頭皮の血行を良くすることが重要ということです。多くの育毛剤には血行を良くする成分が含まれています。首を温めると、肩や首の筋肉がほぐれ血行がよくなります。首を温めると育毛に効果があると言われているのはそのためです。
育毛剤やシャンプーを変えても効果がない・・・と悩んでいる方は試してみてはいかがでしょうか?

首を温めるためには?市販のグッズも
冬ならマフラーをして外出時の寒さをしのぐために首を冷やさないようにしていますよね。でも夏や室内にいるとき、寝るときに首を意識して温めるということはあまりないのでは?夏でも冷房がきいている室内は首が冷えることがあるので気をつけたほうがいいですよ。
首を温める方法としていくつかご紹介します。

蒸しタオル・ホットタオル
首を温めるには蒸しタオルがお手軽で効果的!

1.少し熱めのお湯(42~44℃)でタオルを絞ります
(きつく絞ったタオルにラップをかけて電子レンジで30秒~1分でもOK)
2.リラックスした状態で蒸しタオルを首の後ろに当てます
3.タオルが冷えたら、1に戻ってまた温めます

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これを3~5回ほど繰り返すといいでしょう。繰り返すことで血液の循環がよくなるようです。

市販のグッズ
蒸しタオルを準備するのが面倒!という人には市販でさまざまな首や肩を温めるものが売られていますので試してみては?

直接肌に貼る使い切りタイプ
衣類に貼る使い切りタイプ
電子レンジで温め、専用パッドに入れて繰り返し使うタイプ
使い切りシートを専用パッドに入れて使うタイプ

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レンジで温めて何度も繰り返して使うタイプ

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肌に直接貼るタイプ

使いきりのものや何度も繰り返して使うタイプのものなど、さまざまな種類のグッズがあるようです。自分にあったものを使って首を温めましょう!

おわりに・・・首を温めて健康な体に!
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首を温める効果について紹介しましたが、いかがでしたか?
血液循環がよくなるので、首を温めることは健康につながるということです。マフラーやカイロを使うのも良いですし、首を温めるグッズも多く販売されています。上手く利用してみましょう。