アルコールが原因!?飲酒後の筋肉痛はこれが原因だった!!

1日の終わりにビールなどを飲むとおいしいですよね!しかし、アルコールを摂取したあと、筋肉痛になったりしませんか?ここでは、なぜアルコール摂取後に筋肉痛が起こるのか、またその対処法についてご紹介していきます。アルコールと筋肉痛の関係について見ていきましょう。

アルコールが筋肉に与える影響とは?
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アルコールは、実は筋肉などの細胞に影響を及ぼすものでもあります。
そのことについて見ていきましょう。

アルコールには強い細胞毒性があります。飲酒によってアルコールが体内に取り込まれると、神経系に急性の変化をもたらしますし、解毒中枢である肝臓には慢性の悪影響を与えます。アルコールは毒にも薬にもなり得るのです。

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アルコールは悪いイメージがありますが、飲み方次第で身体に良い効果も与えてくれます。
次に、アルコール摂取のメリットについてお話していきます。

アルコール摂取のメリットとは?
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適度な飲酒は健康によいという報告があります。少量のアルコールを摂取すると、血栓ができにくくなることによって動脈硬化のリスクを低減させるためです。

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しかし、健康へのメリットがあるというのは、あくまで「少量のアルコール」の場合の話です。特に日本人は遺伝的にアルコールに弱い傾向がありますので、お酒とは上手に付き合っていく必要があります。

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アルコールの摂取の仕方次第ですが、デメリットだけではなく、このようにメリットもあります。
アルコールとはうまく付き合っていきましょう。

アルコールを摂取すると筋肉痛がひどい!
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飲み過ぎると、こんな症状の筋肉痛に悩まされる人もいるそうです。
飲んで筋肉痛はひどいですから、気をつけて飲みましょう。

お酒を飲みすぎると体には様々な悪影響が出ます。頭痛、胃もたれ、吐き気、だるさなどの辛さは二日酔いになった人なら誰しも共感できると思います。

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さて、そんなお酒の飲み過ぎ症状の中でまれに筋肉が痛くなる人がいます。

私がまさにそうで、症状としてはかなりひどい部類に入ると思います。お酒が弱くもないこともあり調子に乗ってガブガブ飲んでしまうこともあるのですが、その数時間後~翌日がまぁひどい。

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まず痛くて眠れません。徹底的にジムで体を追い込んだ後の筋肉痛に成長期の成長痛を足した痛さ…といえばわかるでしょうか。

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なんとか早く回復しようとストレッチをするんですが、この歳になって涙目になるほどの激痛です。

これは関節痛とは違い純粋に筋肉が痛くなります。

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その原因はアルコール筋症(筋肉痛)だった!
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実はその筋肉痛の原因は、アルコール筋症というものからくる筋肉痛でした。
アルコール筋症という筋肉痛には、下記のような症状が現れます。

飲み会の翌日に強い筋肉痛に襲われたり、著しく筋力が低下した経験はありませんか? 多くの場合、飲酒に慣れていない若い頃に経験しているはずです。この筋肉痛はアルコールの過剰摂取により筋線維が破壊されるために起こります。

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アルコールによって筋肉が破壊されることは「急性アルコール筋症」と呼ばれていて、以下のような症状が現れるのが特徴です。

・筋力の低下
・筋肉痛
・筋線維(特に速筋線維)の部分壊死

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アルコール筋症(筋肉痛)を引き起こす原因とは?
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アルコール筋症という筋肉痛を起こす原因として、アルコール摂取による栄養素の減少が考えられます。
下記に詳しくお話していますので、飲む人は筋肉痛にならないように覚えておきましょう。

酒というものはそもそも毒素でありそれを体内に入れることで肝臓が一時的に活発化します。その時に体内の水分とビタミンを使って毒素を分解しようとします。

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しかしそんなことが体内で起こっていることは酒飲んでる本人はわかりませんので、その後も酒を飲み続けます。

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するとビタミン不足に陥った筋肉が破壊されていき、これがだるさ、筋肉痛のような痛み、皮膚の痛みの原因となります。

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酒を飲むと筋繊維の破壊がおこり、ひどい人は麻痺や痙攣にもなるそうです(私はここまでにはなったことないです)。

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トレーニング後のような超回復は起こる?
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普段のトレーニングでの筋肉痛は、超回復といって筋肉が鍛えた分付きながら回復し成長していきます。

しかしアルコール筋症の筋肉痛は・・・見ていきましょう。

筋力トレーニングをしている人は筋肉を一度トレーニングで傷つけた後超回復によって肥大化していくことは知っていると思います。

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ではこのアルコール筋症(ミオパチー)で傷つけた筋肉はどうなるかというと残念ながら超回復は起こりません。もし、起こったとしたら大酒飲みはマッチョになるということになってしまいます(そうだったらいいのに)。

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筋肉のタンパク合成ができなくなっての損傷なので、トレーニングの筋損傷とは全く異なりますので筋肉は逆に痩せることも…。

ということで筋力トレーニング後のお酒も控えたほうが良いです。せっかく鍛えても酒飲んだ先からタンパク合成ができなくなり筋肉の成長を妨げてしまいます。

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やはりというか、わかってはいましたがダメなようです。
なので、飲んで筋肉痛になることのメリットは何もないということですね。

飲み過ぎ注意です!

長時間飲み続けていると筋肉痛が慢性化!?
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長い時間飲酒をしていると、さらにひどいことになるようです。
詳しく見ていきましょう。

飲みすぎた翌日に筋力が著しく低下するのとは違い、長期に渡ってアルコールを摂取した場合では翌日に著しい筋力の低下を実感することはありません。

しかし、徐々にではありますが、確実に筋力が低下して筋肉が萎縮するという症状が確認されています。これを「慢性アルコール筋症」と呼ぶことができます。

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筋力の低下は、これまでの総アルコール摂取量と比例することが確認されていますので、少量であっても毎日晩酌をする習慣のある人は要注意です。

また、長期に渡る飲酒というのは、1回の飲酒による筋肉のダメージは少ないものの、成長ホルモンなどの細胞を成長させるホルモンの分泌に悪影響を与えます。

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長期的な飲酒によって、ホルモンの分泌や、たんぱく質の合成量が40パーセント低下したという報告もありますので注意が必要です。アルコール依存症の人に痩せている人が多いのは、アルコールによる筋肉量の低下が大きな要因のひとつだと言われています。

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飲酒後に筋肉痛のような症状がなかったとしても、長期的な飲酒の習慣が与える悪影響は計り知れないものです。

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アルコール筋症(筋肉痛)に効果的な栄養素を摂取
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筋肉痛を抑えるためには、下記の栄養素を補給する必要があります。
詳しく見ていきましょう。

アルコール筋症の原因はビタミンと水(ミネラル)不足と言いましたが、その以外にもお酒を飲んで失われる成分がたくさんあります。下記が飲酒により失われる栄養素です。

ビタミンA~E
葉酸
ビオチン
カリウム
ナトリウム
クロール
亜鉛
カルシウム
マグネシウム

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これだけの栄養素が飲酒によるアルコール分解のために体から失われていきます。

これを見ると「酒、猛毒じゃねーか!」となると思います。アルコールってすごいんですよ、本当。

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しかし、逆に考えればこれら失われた成分を全て飲んでる間中補給すれば筋肉の痛みは和らげることができます。

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アルコール筋症(筋肉痛)の対処法
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アルコール筋症(筋肉痛)には、これが効果的なようです。
よく飲まれる人は覚えておきましょう。

本当はツマミを上記の栄養素がたっぷりはいったバランスが整ったものにすればいいのですが、そこまで几帳面な人はそもそも飲み過ぎないと思いますし、会社の飲み会などで自分勝手にツマミを注文するわけには行きません。

そこで私はスポーツドリンク(無ければ水)とサプリメントに頼っています。

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飲んでる最中に水を飲むだけでだいぶ症状が和らぎますし、それをスポーツドリンクにすればミネラルも補給できよりアルコール筋症になりにくくなります。出先でスポーツドリンクが無いところでは水を飲みましょう。

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そしてサプリはちゃんとしたものを信頼できるルートから買いましょう。効果ないばかりか副作用があっては大変です。

またビタミン系のサプリは一度に大量に摂り過ぎても意味が無いので、飲み会の前→飲み会中→飲み会後→寝る前と1日に決められた分量を分けて飲むことをオススメします。

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これはスポーツドリンクも一緒でずっと飲み続けたほうが効果は高いです。

これでアルコール筋症(ミオパチー)の症状はだいぶ緩和されると思います。

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それでもアルコール筋症(筋肉痛)になってしまう・・・
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どれだけ対処法を行っても筋肉痛になる人は気をつけましょう。

身も蓋もない話しですが飲み過ぎです。お酒を飲む量を控えましょう。

お酒に含まれるアルコールはすぐ分解できる人と分解できない人がいます。体は毒素として扱いますのでもし上記の対策をしても痛いという人はお酒をそこまで大量に飲んではいけないからだということです。

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また、お酒を飲む日がわかっている人は前日に激しい運動や筋力トレーニングは避けたほうがいいかもしれません。経験上筋トレの次の日はミオパチーがひどくなる気がします。

本当飲み過ぎ注意ですね。

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アルコール筋肉痛まとめ
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ここまで、アルコールと筋肉痛についてお話してきました。

アルコールは適度な量を摂取すれば身体にはいいのですが、飲み過ぎてしまうと筋肉痛を起こしやすくなってしまいます。
時期や人によっては、飲み会に誘われたり、飲まなければいけない時もあると思います。
ですので、できれば筋肉痛にならないよう対処をしながら、お酒を飲むようにしてください。

大切な身体ですから、飲み過ぎには注意して楽しく飲みましょう!