今すぐあなたも献血したくなる!?献血のメリット調べました。

興味はあるけど何となく不安‥どうしても一歩がでない。なかなか足を運ぶことができない献血ルーム。献血の流れやメリットを知ることで不安を取り除きましょう!献血ルームもオシャレな所がいっぱい。明日にでも献血に行きたくなる!?かもしれない献血のメリットを調べました。

献血ルームか献血車へ行きます。
受付で問診表またはタッチパネルにより体調の確認後、医師による問診があり、この時に血圧や健康状態をチェックします。
血液型や血液の濃さを確認し問題がなければ採血(献血)し終了です。
献血が終わった後は休憩して水分補給を忘れないようにしましょう。

献血の種類と時間
献血には200ml・400ml・血しょう成分献血・血小板成分献血の4種類があります。どの献血をするかはご自身で選べます。

献血の種類によって体重が定められています。

献血される方の年齢が65歳以上の場合は、60歳~64歳の間に献血経験がある方に限られます。これは健康を考えてのことです。

採血にかかる時間は、全血献血では10~15分程度です。成分献血は採血量に応じて40~90分程度かかります。

採血針や採血バッグは一人ひとり新しいものを使用していますので、献血によりウイルスなどが感染する心配はまったくありません。

出典:http://www.jrc.or.jp

デメリットは「チクッ」かもしれません。しかし、それも一瞬です。ここまできたらあとはメリットだけ。
のんびり過ごしましょう。
成分献血をする場合は時間に余裕を持って行くといいですね。

献血ルームによって成分献血・全血献血の受付時間が異なる場合があるので事前に確認しましょう。

知りたい!献血のメリットってなに?
大まかな献血の流れをわかって頂いたところで気になるメリットにいきましょう。

メリット①人の役に立つことができる!
このメリットが一番と思うか、えっ?と思うかは人それぞれだと思いますが、普段の生活の中で
「誰かの役に立つ」ことはあまり無いのではないでしょうか?
募金や寄付はそう何回もできるものではありませんし、時間や労働力が必要なボランティアを行うのは難しいものです。しかし献血はちょっとの時間で確実に誰かの役に立つことができます。

あなたの血液が苦しんでいる誰かを救うことができる!

それってとても素晴らしいメリットだと思いませんか?

献血者は年々減ってきており、少子化が進んでいる今、今後さらに献血者が減ると言われています。また特に冬は献血者が減る傾向にあります。健康で元気な方は献血に行っていただけたらと思います。

メリット②ありがとう!を言われる喜び
「ありがとう」と言われると心がホッコリしませんか?このホッコリが献血ルームには満載です。

スタッフの皆さんから「ありがとうございました」と言われると素直に「良い事をして良かった」と思えますし、何より心が優しい気持ちで一杯になります。

このホッコリや優しい気持ちを感じるメリットは献血をしたアナタだけのものです。

メリット③血液検査により健康状態がチェックできる!

生化学検査では7種類、血球計数検査では8種類の項目について検査してご希望の方に結果をハガキでお知らせしています。

出典:http://www.tokyo.bc.jrc.or.jp

お酒を普段から飲む方だとγ(ガンマ)-GTPといった肝臓の機能に関する数値が上昇しているかもしれませんし、ちょっと太り気味で‥という方はコレステロール値をチェックできます。

通知される項目:血液型、赤血球・白血球・血小板の数、コレステロール、GPT、GOT、γ-GTP ほか
異常を認めた時に通知される項目:B型C型肝炎ウィルス、梅毒、HTLV-1
(エイズ感染の不安のある人が、その検査目的で献血を受けることは堅く禁止されています。)

出典:http://macckey.com

病院で検査となればそれなりの金額も掛かってしまいますが、献血は人の役に立つ上に無料で自分の健康状態がチェックできるのです。ありがたいですね。

場所は違えども「針を刺す」という行為は一緒です。一緒ならメリットのある献血にしたいですね。

ただし、ウィルスに感染している可能性がある方の検査目的での献血は絶対にお止めください!
メリットではなくデメリットしかありません。

メリット④特典があります!

こんなに素敵な献血ルームもあります。

ご存じの方も多いと思いますが、献血ルームには色々なお菓子やジュース、場所によってはアイスなどが置いてあり無料で飲食できます。献血後はお土産も貰えます。

ただし嬉しいメリットの数々は、献血者が減っているという困難な状況の現れと思うと手放しで喜んではいけないのかもしれません。

喜びすぎてはいけないのかもしれませんが、しかし、ハーゲンダッツ好きには堪らないメリットです!!

水分補給も忘れずに。

メリット⑤イベントも盛り沢山!
食べ物やジュースだけではなく、女性には嬉しいネイルサービスやハンドマッサージ、手相占いやカラーセラピーなどがあったりと至れり尽くせりです。

イベントは献血ルームにより様々です。時間や曜日、先着何名様と決められているものもありますので事前に確認してくださいね。

人の役に立ち心がホッコリした後は、手を優しくマッサージ。
心も体も癒されそうです。

あなたが住む地域にある献血ルームにはどんな特典やイベントがあるのでしょうか?
探してみると好みの献血ルームが見つかるかもしれません。

いざ、献血!その前に‥
献血の流れもメリットもわかった!知識は十分、さぁ献血へ!と思ったアナタ、ちょっとお待ちください。

献血とは自分の血液が他の人の体内に入り「働く」ということです。人と同様、血液も健康でいなくては働けません。その為に細かいチェック事項があり、それらをクリアしないと献血は出来ずメリットも受けられません。

健康と判断される為のチェック事項を見てみましょう。

献血前のチェック事項
体調や状況によっては“お断り”されることもある献血。
行ったからには献血したい!そして、メリットは献血してこそです。
「献血できずにガッカリ」とならない為にも行く前の注意点をまとめてみました。

当日の体調不良や睡眠不足

さすがに具合が悪くて献血へ行く方はいないでしょうが、睡眠不足も献血される方の体調を考え断られることがあるようです。また空腹でフラフラもダメですが満腹も気を付けなくてはいけません。

食後すぐの満腹時に献血を受けると、食後5~6時間と比べ、血管迷走神経反射(VVR)と呼ばれる副作用が生じる危険性が7倍にもなることが知られています。

この血管迷走神経反射(VVR)は、症状としては吐き気やめまいなどが挙げられ、血行の変化や心理的緊張が原因となって生じる採血時の副作用のうちの1つとされています。

7倍という高い数字を見ると満腹での献血は避けた方が良さそうですね。

歯医者で何らかの治療をし出血した!
出血を伴う歯科治療(歯石除去を含む)に関しては、抜歯等により口腔内常在菌が血中に移行し、菌血症になる可能性があるので治療後3日間は、献血をご遠慮いただいています。

歯医者で出血した場合には、きちんと期間をあけて献血へいきましょう。

予防接種を受けている!
インフルエンザ、日本脳炎、コレラ、A型肝炎、肺炎球菌、百日ぜき、破傷風等の不活化ワクチンおよびトキソイドの接種を受けた方は、接種後24時間の献血をご遠慮いただいています。

B型肝炎ワクチンの接種を受けた方は接種後4週間、抗HBs人免疫グロブリンを単独または併用した方については投与後6カ月間、狂犬病ワクチン(動物にかまれた後)を接種された方は接種後1年間の献血をご遠慮いただいています。

おたふくかぜ、風疹、BCG等の弱毒生ワクチンの接種を受けた方は、接種後4週間、天然痘ワクチンの接種後は2カ月間、破傷風、蛇毒、ガスえそ、ボツリヌスの抗血清の投与を受けた方は投与後3カ月の献血をご遠慮いただいています。

出典:http://www.jrc.or.jp

予防接種の種類によって24時間から1年と献血できるまでの時間に随分差がありますね。
献血前には確認を!

6ヵ月以内にピアスの穴をあけた!または、いれずみを入れた!
ピアスは医療機関であけたかどうかで期間は変わってきます。

ただし、粘膜を貫通して(口唇や口腔、鼻腔、舌など)ピアスをしている場合は献血できません。

穴をあけた場所の状態にもよりますが、医療機関等で穴をあけた方は、最低1ヶ月間献血をご遠慮いただいています。ご自分でまたは友人同士などで穴をあけた場合には、6ヶ月間献血をご遠慮いただいています。

出典:https://www.tokyo.bc.jrc.or.jp

タトゥーや刺青の類を入れた場合は少なくとも6ヶ月間はご遠慮いただいています。それ以降は問診医の判断によりご協力をお願いしております。

出典:http://www.tokyo.bc.jrc.or.jp

薬やビタミンを飲んでます!
内服していても特に支障のない薬は、ビタミン剤およびごく一般的な胃腸薬などの類。それ以外は病気の種類や薬の種類によって献血をご遠慮いただくことがあります。また、外用薬、坐薬、点眼または点鼻薬でも、その内容により献血できない場合がありますが、その判断は医師が行います。

薬やビタミン剤は素人では判断が難しいと言えるでしょう。お薬手帳がある場合はお薬手帳を、なければ飲んでいる錠剤についてメモして行くと間違いないですね。

他にもある“お断り”されるケース
特定の病気にかかったことのある方

心臓病・悪性腫瘍・けいれん性疾患・血液疾患・ぜんそく・脳卒中等

出典:http://www.jrc.or.jp

海外旅行者および海外で生活したことがある方

帰国日(入国日)当日から4週間以内の場合は献血できません。国や地域によっては4週間以上の制限がかかることもあります。

輸血歴・臓器移植歴のある方

出典:http://www.jrc.or.jp

エイズ、肝炎などのウイルス保有者、またはそれと疑われる方

出典:http://www.jrc.or.jp

クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)の方、またはそれと疑われる方

出典:http://www.jrc.or.jp

ヒト由来ブラセンタ注射薬を使用したことがある方

出典:http://www.hokkaido.bc.jrc.or.jp

妊娠中、授乳中等の方

出典:http://www.jrc.or.jp

献血を受けるためのチェック事項はこれ以外にもあり、当日の飲酒はダメ(当たり前ですが)、血圧が低すぎると献血できない等ありますので普段からの健康管理が大切ですね。

これら全てのチェックは献血される方と輸血を受けられる方双方を守る為のものです。
ご協力をお願いいたします。

献血のメリット・まとめ

情けは人の為ならず

このことわざは献血にも当てはまるのではないでしょうか?
献血という良い行いは、いずれ自分の元へ良い結果となって戻ってくる。
そう考えると、献血自体がとても大きいメリットといえますね。

5つ(6つ?)のメリット、あなたの心に響くものはありましたか?どのメリットを目的に行ったとしても献血という行為が素晴らしいということに変わりはありません。
一人が不安な方は家族や友人を誘って献血へ行きましょう。